人間関係や仕事環境などからストレスが強くかかると免疫力が低下し、アトピー性皮膚炎の症状を引き起こすと言われます。アトピー性皮膚炎の症状は顔や手などの目に付く場所に現れるため、心理的に辛く、気持ちも落ち込みやすくなります。症状がひどくなると、心から前向きに考えることは難しいものです。自分を責めたり、気持ちも段々苦しくなっていきます。ストレスやネガティブな気持ちはアトピー性皮膚炎を悪化させるため、十分な心のケアが必要となります。
ストレスは中医学では胃腸の働きを滞らせると考えられています。気持ちがふさぎ込んだり、ストレスが過度になってくるとお腹が脹ってきたり、便秘になりやすいものです。体全体の巡りが悪くなると、症状はなかなか改善しなくなり、余計ストレスを溜めることになってしまい悪循環が生まれます。ストレスを全く感じずに生活することは難しいので、ストレスを解消するような行動や習慣を考えてみましょう。
アトピー性皮膚炎を改善していくには家族や周りのサポートはとても大切になってきます。たとえば、食事の献立も出来るだけ同じものを食べたり、入浴の温度や時間にも気を配ったり、少しでも不安やストレスを感じさせないような工夫をしましょう。本人の言葉や行動を理解しようとする姿勢を持って接するようにしましょう。
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