脱ステロイドを始めた頃、肌は赤く腫れ、ジュクジュクします。身体はとても熱く感じるようになり、口が異常に乾くようになります。脱ステロイド中は、1日に摂取する水分量にも注意が必要です。
脱ステロイド中は、しばしば口の渇きがみられるようになります。しかし、水分を多く取ってしまうと、腫れやジュクジュク、痛みや痒みが酷くなることがあります。身体のだるさや食欲低下、睡眠不足などがみられることもあるので、水分は摂りすぎないようにしなくてはいけません。
ステロイド離脱中は、食事以外で1.0~1.5Lが理想的な水分量となります。このときの食事は、1日3食和食中心の食生活をされている場合を指します。和食は、味噌汁など水分を含んだものが多いので、1.0~1.5L程の水分量で充分といえます。
就寝中は身体が横になっているため、朝起きたときに顔や下半身にむくみがでやすくなります。そこで、水分は寝る3時間前までに摂るようにしましょう。ステロイドを止めて顔が赤くなっている方は、腫れやすくなるので特に気をつけてください。
口の渇きは、身体の内部に熱がこもっていることが原因と考えられます。そこで、「白虎加人参湯」や「竜胆寫肝湯」などの漢方薬を用いて口の渇きを和らげます。
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