アトピー性皮膚炎の症状は春になると症状が変化しやすくなります。冬場の乾燥で皮膚も乾燥肌になっていてバリア機能が低下していたり、暖かくなり汗をかくようになってきたり、紫外線の影響があったり、生活環境が変わってストレスが生じたり、自律神経やホルモンのバランスに変化が見られたりと様々な症状が原因と言われています。
まずは、肌の状態をよく観察します。乾燥している場合には、水分をしっかり与えるようにします。このとき皮膚の角層の部分がしっかりとしていないと水分を十分に保つことが出来ないのでスキンケアも同時に行います。水分が逃げないように皮脂膜についても意識しましょう。汗をよくかくようになってきたら清潔に保つように心がけます。こまめに汗をふき皮膚表面で悪い細菌が増えないようにします。紫外線は3、4月から増え始めるため、日中の外出は極力控え、外出する場合は肌に優しい日焼け止めを使用するといいでしょう。ストレスを溜め込むと症状が悪化してしまうため、環境が変わってもリラックスできるような時間を作るようにしましょう。十分な睡眠は、ストレスを発散させ、お肌の新陳代謝を高めるので、夜10時以降はゆっくり休むようにしましょう。
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