化粧品かぶれは、一年中いつでも起こる可能性がありますが、特に肌が乾燥する秋から冬、春先にかけて増加しやすくなります。
ここでは、化粧品かぶれを防ぐ方法とかぶれた場合のお手入れ方法をご説明いたします。
過去に化粧品かぶれの経験がある人や慢性湿疹・アトピーなどの皮膚炎を繰り返している方は、化粧品に対してアレルギーを起こしやすい状態と考えられます。
今までに使用したことのない化粧品を使い始める場合は、パッチテストを行うことをオススメいたします。
【1】化粧品を 1cm 四方程度のガーゼやコットンに染み込ませます。
【2】そのガーゼを二の腕の内側の皮膚が柔らかいところに、紙テープや絆創膏で張ります。
【3】24時間~72時間程度そのままにし、化粧かぶれの症状がでないかをテストします。
※パッチテストの結果、発赤やかゆみなどの症状がでた場合には、その化粧品を使うことは避けましょう。
かぶれは、皮膚に接触したものが刺激となって起こる皮膚の炎症です。皮膚の赤みやほてり感・ブツブツ・痒みなどの症状が見られたら、かぶれを起こした化粧品の使用を中止してください。弱い炎症であれば、数日で症状は落ち着いていきます。症状がなかなか改善されない方は、ローション湿布を行ってみましょう。
【1】薄めのコットンに化粧水を含ませます。持ち上げたときにポタポタと垂れるくらいが目安です。炎症を和らげる化粧水を利用すると効果的です。
※当店では、リスブラン化粧品の「ジネンミスト」と「ノンEローションマイルド」を半量ずつ混ぜて使っています。
【2】赤みや痒みのある部分に乗せて、5~10分程度湿布します。肌がふやけなければ、一日に何回行っても大丈夫です。
※かぶれているときの肌は、とくに敏感な状態です。ローション湿布に使う化粧水は、肌に合っているものを選ぶようにしてください。
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