手湿疹では、手の表面のバリア機能が低下することから、洗剤などの刺激を受けやすくなると考えられます。そのため、荒れてしまった手や指を保護することがスキンケアのポイントになります。
洗剤や薬剤によって、手を保護している脂分と角層が奪われると手湿疹が見られやすくなります。
手を保護するために、1日数回クリームを塗るようにしましょう。この場合のクリームは、合成界面活性剤などを含まない肌にやさしいものを選ぶようにします。また、清潔な木綿の手袋をして、手を刺激から防ぐことも効果的です。
洗剤や薬剤は、肌に刺激の少ないものに変えたり、ゴム手袋をして出来るだけ手に触れないようにしましょう。もし、洗剤や薬剤を変えられず、頻繁に手に触れてしまう場合には、原因となる洗剤や薬剤を使用後は、手に残らないようにすることです。肌にやさしい弱酸性のハンドソープなどでしっかりと洗い流し、その後にクリームで保護するようにします。
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