健康な肌では角層に約30%の水分が含まれ、水分量が30%以下になると乾燥肌となり、肌がカサカサして、ファンデーションが粉をふいたり、小じわが目立つようになります。
また、アトピー性皮膚炎の肌は角層に水分を保つ成分が少ないためより乾燥しやすい肌になっています。もし、部屋の湿度が30%以下になれば、角層からは水分が奪われやすくなってしまいます。乾燥しやすい肌であれば、湿度をより高く保つようにしましょう。ただし、湿度が60%以上になれば、カビやダニが増えやすくなるので注意するように。
上手く部屋の湿度を保つためには、やかんやポットのフタを空けて水蒸気を逃がしてあげたり、部屋に洗濯物を干したり、水をはった容器を空気が乾燥している場所に置くようにします。石油を使うガスやファンヒーターなどは、石油が燃える際に大量の水を出すので、湿度が高くなり過ぎないように、1時間に5分程度は、窓を開けるようにしましょう。
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