食事療法について

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アトピー性皮膚炎と水

1.水の働き

~良い水で体を綺麗に~

水との絆は切っても切れない関係にあります。体全体に占める水の割合は乳幼児では80%、成人では60~70%、老人では50~60%です。口から入った水は胃腸で吸収され、血管を通って全身の細胞に運ばれます。水は、血液の流れを良くし、体の老廃物を排泄させ新陳代謝をスムーズにする働きがあります。また、栄養素は水に溶けて細胞に運ばれるため十分な水が必要です。飲んだ水は、約1分間で脳と生殖器に到達します。その後は体内の隅々まで巡って約1ヶ月で排出されます。1ヶ月以上良い水を飲み続けると体質が変わってくると言えます。

~良い皮膚はよい水から~

水が細胞まで十分に行き渡ると、代謝もよくなり、体や皮膚の細胞を作るのはもちろんのこと、皮膚を潤すものとなります。肌の保水力をUPさせるには十分な水の補給が必要です。体が慢性的な水分不足になると、重要な部分である脳や心臓に水分が優先的に行き、皮膚が一番後回しになります。皮膚が乾燥している時は、体内の水分不足も原因の一つと考えられるので、毎日摂る水の量を少しずつ増やしてみるとよいでしょう。

2.よい水とは

地球上の生命は、海の中で誕生したと言われています。人間も同じように進化の過程をたどっています。やはり、自然に近い水、人間が必要とするミネラルを含んだ水が「よい水」と言えます。もちろん水道水は殺菌のため塩素処理されているのでよい水とは言えません。浄水器を用いてカルシウムやマグネシウムを含む還元力のある水やマグネシウムを多く含む海洋深層水などは良い水と言えます。水の構造をコントロールして、有害物質は抑え、有用なミネラル成分は十分に発揮できるような処理をしたPWS水もよい水と言えるでしょう。

3.水の理想的な摂り方

汗や尿、排便により1日に2500CCの水が体外に排出されています。体内の隅々まで水を行き届かせるためにも1日に成人では1500~2000CC、高齢者でも1000CC程度は摂るのが良いとされています。水を摂る時間は、食事の消化吸収を邪魔しないため寝起きや食事の1時間前が理想とされています。

4.摂るときの注意点

コーヒー、清涼飲料水、アルコールを水分ととらえてはいけません。これらに含まれる添加物、糖分などは体に毒素を作り、血液の流れは余計悪くなります。また、摂り過ぎはむくみや疲れ、便の状態が悪くなる原因となりかねないので注意しましょう。アトピー性皮膚炎の方の場合は、湿疹部がジュクジュクしてきた場合は摂りすぎている可能性があります。

5.水と中医学

中医学で「湿」はアトピー性皮膚炎の重要な原因の1つです。「湿」とは、体に蓄積された余分な水分のことです。水分の摂り過ぎ以外に生物、冷たい物が「湿」を作ります。湿の発生の多くは、「脾」の機能(消化・吸収)の低下が考えられます。脾の機能が元々低下している場合、「湿」は形成されやすいですが、さらに「湿」により脾の機能が低下するといった悪循環が生まれます。「脾」の機能を保ちながら良い水をとり、排泄もしっかりと行い体に適度な水分を保つようにしましょう。

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