DATA : 2012/02/15
ご来店にて
子供の頃からのアトピー性皮膚炎で赤ら顔です。今はステロイド外用剤を使用しています。この先もステロイド外用剤を使い続けることに不安があったので、他の方法も試してみようと思い相談に来ました。店頭で、リスブラン化粧品の「ノンEローションマイルド」を使ったローション湿布を体験し、帰宅後はひんやりして気持ちが良かったのですが、翌朝になるといつもより顔が赤く熱いような気がしています。このようなことがありますか?
皮膚が急な温度変化に慣れていないため、翌朝赤みが増してしまったと考えられます。温度変化に慣れさせながら、少しずつローション湿布の時間を増やしていきましょう。
「ノンEローション」による湿布は、赤みや炎症を抑えるとともに皮膚の熱を冷ます目的があります。ステロイド外用剤を長く使われていると皮膚が非常に薄くなり、また、血管が拡張しやすいため、温度変化によってすぐに赤みが強く見られる敏感な皮膚になっています。
ローション湿布を行ったことで皮膚が冷やされました。身体は、冷やされた皮膚をいつもの温度に戻そうと働くようになっていて、この働きが強くみられたために、翌朝いつもよりも赤く熱くなってしまったと推測されます。
ステロイド外用剤を長期間使用している肌は、温度差に敏感になっていることがあります。自宅でローション湿布をされる場合は、5分程度の短い時間から開始しましょう。
お問合せ:2012年2月
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